姫路ライダーズクラブ「ツーリングの心得」

グループツーリングは、楽しい反面、ライディング技術の違いなどで注意しなければいけないことがいっぱいあります。主催者に頼るだけでなく、初心者であろうともメンバー全員が責任ある行動をとって、事故のない楽しいツーリングにするためにご協力下さい。
 
以下に記載している心得は、グループツーリング初体験の方に書かれておりますから、ベテランの方には、当たり前の事ばかりだと思います。しかし、長年の慣れから、いつしか忘れていることもあるかもしれませんので、一度読んで頂きますと有り難いです。無事故で帰ってくる、これに勝る素晴らしいツーリングはありません(^^)
 
@なるべく、スムーズにツーリングをするために、グループツーリングの出発前には各自給油を済ませておく。
 
A直線では、前者が左側を走っていたら右側を走り、交互左右に並んで走りましょう。その際は、斜め前を走る人の死角に入らないようにしましょう。死角に入っていては、何か障害物があり、斜め前の人が回避した際、ガッチャンなんて事になります。交互左右に走る事によって、少なくとも右側に走っている人は左側前方の走っている情報がつかめ、前方で何かあっても事前に知る事が出来、安全の確保にもなります。
 
B前のライダーのペースが遅くてもあおったり、追抜きは禁止です。初心者やペースの遅い方の後ろを走る方は、前の方と車間距離を少しとってあげて下さい。ペースが遅いからと故意にゆっくり走り、間隔をあけて、急加速なんて事は、その後ろにペースを乱すことになります。スムーズで調和した走りを心掛けましょう。
 
C初心者の方へ、前者が追い越しなどをして、前走車との間隔が拡がると、詰めたくなるのが人情ですが、自分に余裕がないときは無理をしないで下さい。特に山道(カーブ)などでは、前の人に無理について行こうとせず、自分のペースで無理のない走行をして下さい。ペースが遅いと他のライダーに迷惑がかかるというご心配は無用です。逆に、無理をして転倒などという事態が一番大変です。
 
D信号が、黄信号になったら無理に渡らないように、途切れてしまっても必ずお待ちしています。マスツーリングでは「後続が追いつく」ではなく「前走車が待つ」が基本だということを覚えておきましょう。
 
E交差点、特に右折の場合も、無理に前の人についていかないで下さい。必ず、少し走ったスペースのあるところで待っています。その先に分かりにくい分岐等がある場合も、必ず待っております。
 
F高速道路での走行は、隊長の判断により、休憩ポイントを決めてフリー走行も可能です。追い越し車線を走るバイクは、基本的にその前のバイクの脇を追い越さない事。仕方なく追い越す際は、相手をビックリさせないように慎重に追い越すように心がけてください。その際は、手を上げて挨拶するなどの配慮をしてあげて下さい。少なくともその位の余裕を持って前に行かせてもらう事。
 
G後ろから、ペースの速い車やバイクが来た場合には、道をゆずることもあります。その際は左側によってください。
 
H渋滞などで、すり抜けする際は、交差点等で前のバイクが行ったからと、そのままついて行かず、減速して十分気をつけて 右左折する車など居ないか確認の上、抜けていく事。すり抜けは危険がいっぱいです。十分に注意し、無理に前の方へついて行こうとせず、自分のペースで安全に走行して下さい。
 
I何かトラブルが起きたり、トイレ等休憩がしたくなったら、手を挙げるか何らかの合図をして、無線を持っている者に知らせて下さい。
 
J先に帰る等、集団を離れる場合は必ず主催者(または周りの参加者)に伝えて下さい。
 
K休憩は、基本的に、1時間〜1時間半ごとにとります。
 
L周囲を威圧しない。多数のバイクが一度に走ると、周囲への威圧感は相当大きいはずです。まして、バイクに興味が無い人なら怖いと感じることでしょう。周囲の人に不快感を与えないためにも、むやみな空ぶかしや高速走行は避けましょう。また、スリ抜けなどではどうしても車の間に割り込むことになりますが、その場合は手をあげたり会釈をするなどして挨拶するように心がけましょう。そうすることでドライバーも「割り込まれた」ではなく「譲ってあげた」と思いやすいと思います。
 
M主催者の注意事項は要チェック。主催者が出発前に説明する注意事項やルートの概要は要チェックして下さい。一人一人 地図は携帯した方がいいでしょう。
 
N山道などで、止むを得ず、前の車を追い越すことがあります。その際、無理に追い越すことはしないで下さい。もし、集団が、バラバラになってしまったら、必ず、待っております。追い越しの慣れていない、初心者の方の後ろの方は、あおったりしないで下さいね(^o^)もし万が一、事故・違反などが起こっても、主催者ならびに倶楽部では一切責任は負えません。すべて、自己責任で参加をお願いします。自己責任をとれない方は、ツーリングには参加出来ません。目にあまる、法令に反する走行をされる方は、管理人によって、一方的に退会して頂きます。
 
 以上のことを同意の上、ツーリングにご参加下さい。
 
 参考:古用和人氏作成の『楽しいツーリングのために』

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